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UCプラチナカードのポイント完全ガイド!貯め方・使い方
こんにちは!クレジットカード情報サイト「Card Navi」運営者のTKです。
「UCプラチナカードって、結局ポイント貯まるの?」
カードを検討されている方、あるいはインビテーションが届いた方の中には、そう思っている方も多いのではないでしょうか。年会費16,500円(税込)という、プラチナカードとしては魅力的な価格設定ですが、肝心のポイント性能が分からないと、一歩踏いだしにくいですよね。
UCプラチナカードのポイント還元率や、効率的な貯め方。そして、ボーナスポイントやシーズナルギフトといった特典が、実際どれくらいお得なのか。
長年クレジットカードのシステム開発に携わってきた私(TK)の視点から見ても、このカードのポイントプログラムは、「知っている人」と「知らない人」で、得られる価値がまったく変わってしまう、ちょっと玄人向けの仕組みになっています。
この記事では、UCプラチナカードのポイントの仕組み、お得な使い方や交換先、さらにはマイル交換のレートやお得度、そして気になるポイントの有効期限まで、私の経験と知識を総動員して、どこよりも分かりやすく解説していきます。
年会費の元が取れるのか、シミュレーションも交えて徹底的に掘り下げますので、ぜひ最後までお付き合いください。
記事のポイント
- UCプラチナカードの基本還元率と「実質1.2%」のカラクリ
- ポイントを飛躍させる「シーズナルギフト」と「7%還元」の条件
- 貯めたポイントのお得な交換先ランキング(UCギフトカード・マイル・充当)
- 年会費の元は取れるか?競合カードとのシビアな比較

UCプラチナカード ポイントの基本と貯め方

まずは、このカードのポイントプログラムの「基本」と、どうすれば効率的に貯められるのか、その「攻め方」について解説します。このカードのポイントシステムは、ただ使っているだけでは、その真価の半分も引き出せません。いくつかの重要な「鍵」がありますので、しっかり押さえていきましょう。
ポイント還元率は実質1.2%?仕組み解説
まず、多くの方が最初に迷う「基本還元率」について、ハッキリさせましょう。一般的なUCカード、例えば長年愛用されている方も多いUCゴールドカードは、1,000円で1ポイント(還元率0.5%)が基本です。
だからこそ、「どうせプラチナと言っても、ポイント性能は変わらず0.5%なんじゃないか?」と、特にコストパフォーマンスを重視する合理的な方ほど、疑ってしまうお気持ちはよく分かります。
結論から申し上げると、UCプラチナカードは違います。
このカードは、月間のショッピング利用合計金額1,000円(税込)につき2ポイントが付与されます。つまり、ゴールドカードの2倍、還元率1.0%が基本性能として搭載されているんです。
「1,000円で2ポイントなのに、なぜ1.0%なの?」と疑問に思うかもしれませんが、その理由はポイントの「交換価値」にあります。この「UCポイント」は、1ポイント=5円相当の価値(例えば、スターバックスカードや全国共通お食事券ジェフグルメカードなど、非常に使い勝手の良い金券類)に交換できるため、実質的な還元率が1.0%となるわけです。
還元率1.0%というのは、年会費無料の高還元カードと同じ水準ですから、プラチナカードとしては「まぁ、悪くない」というのが私の第一印象でした。
しかし、ここからがTKとしての本領発揮です。長年システム屋として業界を見てきた視点から言わせてもらうと、カード会社が一番喜ぶのは「自社のサービス(経済圏)」を使ってもらうこと。このカードも例外ではありません。
実は、貯めたポイントを「UCギフトカード(全国共通商品券)」に交換する場合、5,000ポイントで30,000円分のギフトカードに交換できるという、特別なボーナスレートが用意されているんです。(実に、1ポイント=6円換算です)
これを先ほどの基本還元率に当てはめて、もう一度計算してみましょう。
1,000円利用 → 2ポイントGET → 2ポイント×6円価値 = 12円価値
そう、UCギフトカードへの交換を前提とするならば、このカードの実質還元率は1.2%にまで跳ね上がります。ここまで来ると、プラチナカードの基本性能として、かなり優秀な部類に入ると言っていいでしょう。
UCプラチナの還元率の仕組み
- 基本還元率:1.0%(1,000円=2P、1P=5円換算時)
- 最大還元率:1.2%(1,000円=2P、1P=6円のUCギフトカード交換時)
この記事では、この「1.2%」という数字が、このカードのコストパフォーマンスを測る上での一つの基準になると考えて、話を進めていきます。
ボーナスポイントの鍵はシーズナルギフト

前のセクションで解説した基本還元率1.0%(最大1.2%)でも、プラチナカードとして十分魅力的です。しかし、UCプラチナカードの本当の真価、このカードの「ポイントエンジン」とも言える核心部分は、むしろこれから紹介する「ボーナスポイント」にあると私は考えています。
その名も「シーズナルギフト」。これが本当に強力なんです。
これは、3ヶ月ごと(四半期)のショッピング利用請求額に応じて、自動的にボーナスポイントがプレゼントされる、UCプラチナカード会員限定のサービスです。長年システム開発に携わってきた私(TK)の視点から見ても、「事前のエントリーが一切不要」で、条件を満たした会員全員に自動で付与される仕組みは、「よく出来てるな」と感心しますね(笑)。
このシーズナルギフトは、実は2段構えになっています。
| 特典の種類 | 条件(3ヶ月ごとの請求額合計) | 内容(円相当) |
|---|---|---|
| 特典A(保証型) | 45万円 以上 | 利用額に応じ、もれなくボーナス(最大5,000円相当) |
| 特典B(抽選型) | 40万円 以上 | 抽選で20名に10,000円相当のボーナス |
もちろん、私たちが注目すべきは、運に左右されない「特典A(保証型)」の方です。ここが、このカードのコストパフォーマンスを計算する上で、非常に重要な戦略ポイントとなります。
条件は「3ヶ月ごとの請求額合計が45万円以上」。これは、月平均に直すと15万円(=年間180万円)の利用があるかどうか、ということです。
もし、あなたがこの「月15万円」のラインを超える決済をしているなら、自動的にボーナスが加算されていきます。
例えば、3ヶ月でちょうど45万円使った場合、もらえるボーナスは2,000円相当です。基本ポイント(1.0%)で得られる4,500円分に加えて、自動的に2,000円分が上乗せされるため、この瞬間の実質還元率は約1.44%にまでアップします。
これが年間続くとどうなるか?
年間180万円の利用で、基本ポイント(18,000円分)とは別に、シーズナルギフトだけで年間8,000円相当(2,000円×4回)が返ってくる計算です。年会費16,500円(税込)の、ほぼ半分をこのボーナスだけで回収できてしまう。これ、かなり大きくないですか?
この「シーズナルギフト」こそが、長年UCゴールドを愛用されてきた方がプラチナに切り替えるべき、ポイント面での最大の「差」となります。
UCプラチナ攻略の最大の鍵
このカードをメインとして使いこなし、年会費の元を取ろうと考えるなら、「3ヶ月で45万円(月平均15万円)」というボーナスの閾値を常に意識すること。これが、UCプラチナカードのポイントを攻略する最大の「鍵」になります。
ちなみに、このセクションの役割はあくまで「シーズナルギフト」の解説ですので詳細は後述しますが、これ以外にも継続利用特典の「年間ボーナスポイント」なども存在します。それらを合算した時のトータルリターンについては、後の「年会費の元は取れるかシミュレーション」で詳しく計算しますね。
航空券購入で7%還元も

そして、もう一つ。基本還元率やボーナスもさることながら、このカードには私(TK)のような旅行好き・マイル好きの心を鷲掴みにする、非常に「尖った」特典が搭載されています。
はっきり言って、これがUCプラチナカードの「キラーフィーチャー(決め手となる特典)」だと私は断言します。
それが、「特定航空会社の航空券購入でポイント7倍」という特典です。
これは、対象となる航空会社(ANA、JAL、スカイマーク、AIRDO、ソラシドエアなど、国内の主要キャリアはほぼ網羅されています)の公式サイトや空港カウンターで「航空券のみ」を直接購入した場合、通常の7倍のポイントが付与されるというもの。
具体的には、1,000円(税込)につき14ポイント。すごい数字ですよね。
このポイントを、標準的な交換レートである「1ポイント=5円相当」で換算したとしても、実質還元率は7.0%に達します。もはや「お得」というレベルではなく、ちょっとした「バグ」に近いスペックだと私は感じています。
ただし、システム屋の視点から言わせてもらうと、これだけ強力な特典には、当然ながら「厳格な適用条件(ルール)」が設定されています。ここを間違うと1ポイントも増えないので、絶対に注意してください。
【最重要】7%還元の適用条件
この特典が適用されるのは、あくまで「航空会社の公式サイトや空港カウンターで、航空券のみを直接購入した場合」に限られます。以下のケースは対象外です。
- 旅行代理店(楽天トラベル、Expediaなど)を経由した予約
- 航空券とホテルがセットになったパッケージツアー(全額が対象外)
- 経費削減の選択肢となり得る、主要なLCC(格安航空会社)のピーチやジェットスターなどは、対象航空会社リストに含まれていません。
あくまで、ANAやJALといったフルサービスキャリアのチケットを直接買うシーンに特化した特典だと理解してください。
この条件を踏まえた上で、この特典がどれほどの破壊力を持つか、シミュレーションしてみましょう。例えば、出張や、私のようなマイル修行(笑)、あるいは家族旅行で、30万円分の航空券(ANA)を公式サイトから直接購入したとします。
すると、それだけで…
300,000円 × 7.0% = 21,000円相当のポイント
が獲得できてしまいます。
…お気づきでしょうか?
そう、この一撃だけで、UCプラチナカードの年会費16,500円(税込)を、完全に回収できてしまうんです。
出張経費の決済が多い合理的な経営者の方や、私のように「マイルは貯めるけど、航空券を直接買う機会も多い」という方にとって、この特典は他のあらゆるデメリットを帳消しにするほどの価値がある、と私は断言します。
有効期限と1,000円単位の注意点

ここまで、UCプラチナカードの強力な「貯め方」について解説してきましたが、もちろん良いことばかりではありません。長年システムを見てきた人間として、ここは正直にお伝えしなければならない「弱点」もあります。
特に重要な注意点が2つあります。
注意点1:ポイントの有効期限は最大2年
まず、一番注意してほしいこと。UCカードというと「永久不滅ポイント」を連想する方が非常に多いのですが、このUCプラチナカードで貯まる「UCポイント」は、永久不滅では「ありません」。
ここ、本当に重要なのでもう一度言います。有効期限があります。
具体的には、ポイントの有効期限は「最大2年」です。
仕組みが少し複雑なのですが、「毎年10月~翌年9月請求分」で獲得したポイントが、まとめて「翌々年の9月30日」に失効します。
例えば、「UCポイント2024」(2023年10月~2024年9月請求分)は、2025年9月30日に失効してしまいます。
せっかく貯めたポイントを失効させては、元も子もありません。システム上、自動で失効してしまうので、こればっかりは私にもどうにもできません(苦笑)。「アットユーネット!」などで定期的に期限を確認するクセをつけましょう。
注意点2:1,000円未満は切り捨て
そして、もう一つの弱点。これがシステム屋として「ちょっと、もったいないなぁ」と感じる部分です。
前述の通り、このカードは「月間利用合計金額1,000円(税込)につき2ポイント」が付与されます。一見、月間累計だから無駄がなさそうに見えますが、問題は「1,000円単位」というところ。
例えば、その月の合計利用額が99,999円だった場合。
付与されるポイントは、99,000円分に対して計算され、残りの999円分は「切り捨て」となり、ポイントが付与されません。
競合の多くのカード(例えばセゾン系など)は100円単位や200円単位で計算されることが多い中、この「1,000円未満切り捨て」は、地味ながら確実にポイント獲得効率を下げてしまう要因になります。
毎月999円の端数が出たと仮定すると、年間で約11,988円分がポイント対象外になるわけですから…。ここは、このカードの明確なデメリットとして認識しておく必要がありますね。
UCプラチナカード ポイントの使い方と競合比較
さて、ここまでは「貯め方」にフォーカスしてきましたが、ここからは「使い方」と「競合比較」という、よりシビアな話をしていきます。せっかく貯めたポイントも、使い方がマズければ価値は半減してしまいます。また、他のカードと比べて本当に優れているのか?私の視点でバッサリと斬り込んでいきます。
ポイント交換の使い方とランキング

さて、ここまでは「貯め方」にフォーカスしてきましたが、ここからは「使い方」、つまりポイントの「出口戦略」について解説します。ここは、特に「ポイントが貯まっているけど、どう使えばお得なのか分からない」と感じている方(ペルソ-ナ③)にとって、最も重要なセクションになります。
せっかく苦労して貯めたポイントも、交換先を間違えると、その価値は大きく目減りしてしまいます。実際、UCプラチナカードのポイントは、交換先によって1ポイントあたりの価値が4.5円~6.0円まで変動します。この差は非常に大きいです。
ここでは、私の独断と偏見(とシステム屋としての合理性)に基づき、「結局、何に交換するのが一番お得で手軽なのか?」を、明確なランキング形式で紹介します。
交換先1位:UCギフトカード(1P=6円)
【レート:1P = 6.0円】
交換先として、最も高いレートを誇るのが、「UCギフトカード(全国共通商品券)」への交換です。
レートは「5,000ポイント → 30,000円分」。圧倒的にお得です。
これが、この記事の冒頭で私(TK)が「実質還元率1.2%」と解説したカラクリですね。百貨店や様々なお店で使える、ほぼ現金同様のギフトカードですから、使い勝手も抜群です。「ポイントの使い道が思いつかない」という方でも、これに交換しておけば間違いなく「お得」を享受できます。
ただし、この最強レートには大きな注意点があります。それは、交換単位が「5,000ポイント」と、かなりハードルが高いことです。基本還元率1.0%で計算しても、250万円の決済が必要な計算になります。
ここまで貯める自信がある、あるいは「シーズナルギフト」などで一気に貯める見込みがある方にとっては、最強の選択肢となります。
次点:各種ギフト券(1P=5円)
「5,000ポイントも貯められない」「もっと手軽に使いたい」という方には、1ポイント=5円のレートで交換できる各種ギフト券がおすすめです。
例えば、「スターバックスカード(200P→1,000円分)」や「MOS CARD(200P→1,000円分)」、「全国共通お食事券ジェフグルメカード(1,000P→5,000円分)」など、200ポイント(=10万円決済相当)という低い単位から交換できる、使い勝手の良いものが揃っています。
これが実質的な「標準レート(還元率1.0%)」であり、最も現実的かつお得な選択肢になると私は思います。
交換先2位:マイル交換(JAL・ANA)
【レート:1P = 2.5~3マイル】
私のようなマイル好きにとって、ポイントがマイルに交換できるかは死活問題です(笑)。もちろん、UCプラチナカードも主要なマイルに交換可能です。
ただし、交換レートは正直言って「微妙」というのが私の感想です。
| 交換先 | 交換レート | 1Pあたりの価値 | 実質マイル還元率(※) |
|---|---|---|---|
| ANAマイル | 200ポイント → 600マイル | 3マイル | 0.6% |
| JALマイル | 200ポイント → 500マイル | 2.5マイル | 0.5% |
※基本還元率1.0%(1,000円=2P)で計算した場合
ANAマイルの方がJALマイルよりも交換レートが少しだけ良いですね。しかし、基本還元率1.0%(1P=5円)が、ANAマイル交換(1.0%→0.6%)によって、還元率がガクッと下がってしまうことが分かります。
ビジネスクラスなどで1マイルの価値を2円、3円以上に高められる「上級者」であれば選択肢に入りますが…マイルを本気で貯めたいなら、このカードは最適解ではない、というのが私の正直な結論です。(この話は後ほど「セゾンプラチナとの比較」で詳しくしますね)
交換先3位:請求額への充当(キャッシュバック)
【レート:1P = 4.5円】
そして、「手続きが一番面倒じゃないものがいい」という方が選びがちなのが、カードの請求額にポイントを充当(キャッシュバック)する「UCポイント de お買物サービス」です。
レートは「200ポイント → 900円分」。つまり、1ポイント=4.5円の価値です。
ご覧の通り、これが最も交換レートが悪い(=損する)使い方です。システム屋の視点から見ても、カード会社にとって「現金値引き(キャッシュバック)」は一番コストがかかる(=やりたくない)交換方法なので、レートが最も低く設定されるのは当然の仕組みなんですね。
手軽さはNo.1ですが、1P=6円のUCギフトカードと比べると、価値が25%も目減りしてしまいます。お得度を追求するなら、この交換方法は避けた方が賢明だと私は思います。
ゴールドカードとのポイント比較
「長年UCゴールドカードを使ってるんだけど、プラチナに切り替えるメリットってある?」
これは、私(TK)がこのサイト運営で最もよく受ける質問の一つです。特に、UCカードを20年、30年と愛用されてきたロイヤルカスタマーの方ほど、「UC」というブランドに愛着があり、年会費が上がる(※ゴールドが11,000円の場合、16,500円へ)ことには慎重になりますよね。そのお気持ち、よく分かります。
では、その差額を払う価値が「ポイント性能」にあるのか?
結論から言うと、ポイント面でのメリットは「比較にならないほど大きい」です。これはもう、断言できます。
なぜなら、UCゴールドカードの基本還元率は「1,000円につき1ポイント(=0.5%還元)」であり、プラチナの「1,000円につき2ポイント(=1.0%還元)」とは、スタートラインが根本的に違うからです。
今回の強化ミッション(補強案)に基づき、年会費の「差額」をあえて明記した比較表をご覧ください。
| ポイント性能の比較 | UCプラチナカード | UCゴールドカード |
|---|---|---|
| 年会費 (税込) | 16,500円 | 11,000円 (※) |
| 年会費の差額 | +5,500円 | – |
| 基本還元率 | 1.0% (1,000円=2P) | 0.5% (1,000円=1P) |
| シーズナルギフト | あり (最大年20,000円相当) | なし |
| 航空券7%還元 | あり | なし |
| 年間ボーナス | あり (最大1,250円相当) | なし |
(※)UCゴールドカードの年会費は種類により異なる場合がありますが、ここでは代表的な11,000円(税込)で比較しています。
表にすると一目瞭然ですね。私たちが支払う「コスト」は、年間で+5,500円です。では、私たちが得る「リターン(ポイント)」はどうでしょうか?
まず、基本還元率が単純に「2倍」になります。
ここで、FP資格を持つTKとして、簡単な損益分岐点を計算してみましょう。+5,500円のコストを、0.5%の還元率アップ(1.0% – 0.5%)だけで回収するには、いくら使えばいいか?
5,500円 ÷ 0.5% = 年間110万円
つまり、もしあなたが今、UCゴールドカードで年間110万円(月平均 約9.2万円)以上を使っているなら、基本ポイントの「2倍」の差額だけで、年会費の差額(+5,500円)は完全に元が取れてしまう計算になります。
そして、本当に重要なのはここからです。
この記事で解説してきた「シーズナルギフト」や「航空券7%還元」、「年間ボーナス」といった強力なポイントアップ施策は、すべてプラチナカード会員限定の特典です。ゴールドカードには一切ありません。
年間110万円の利用で、年会費の差額は基本ポイントだけで回収し、そこから先は「シーズナルギフト」や「空港ラウンジ(プライオリティ・パス)」といった、プラチナだけの純粋な利益(ベネフィット)を享受し始める…。
もし、あなたがUCゴールドカードで年間100万円以上コンスタントに利用していて、ポイントの有効期限切れ(ゴールドも最大2年)で泣く泣く失効させた経験が一度でもあるなら…プラチナに切り替える価値は十分すぎるほどある、と私は断言します。
セゾンプラチナとのJALマイル比較
さて、ここからはこの記事で最もシビアな比較に入ります。特に、企業の経営者の方や、出張が多くてマイルを重視する合理的な方(まさに私のようなタイプです)にとって、避けては通れない比較です。
「JALマイルを貯めたいんだけど、UCプラチナと、競合のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス、どっちがいいの?」
これは、もう結論が出ています。
JALマイルを貯める「還元率」だけを考えるなら、「セゾンプラチナ・ビジネス」の圧勝です。
理由は、セゾンプラチナ・ビジネスには「セゾンマイルクラブ(JALコース)」という、業界でも最強クラスのオプションサービス(年会費4,400円・税込)が存在するからです。
この2枚のJALマイル還元率を、具体的な数値で比較してみましょう。
| UCプラチナカード | セゾンプラチナ・ビジネス | |
|---|---|---|
| JALマイル交換レート | 200P → 500マイル (1P=2.5マイル) | (セゾンマイルクラブ利用) |
| 実質JALマイル還元率 | 約0.5%~0.6% | 1.125% |
この差は圧倒的です。JALマイルを貯めるという一点においては、セゾンマイルクラブは比類なきシステムと言っていいでしょう。
では、UCプラチナは選ぶ価値がないのか?
いえ、そんなことはありません。経営者や合理的な方は、「マイル還元率」という一つの指標だけでなく、「総コスト」と「得られる特典」のバランス(=コストパフォーマンス)で物事を判断するはずです。私(TK)も、もちろんそうです。
そこで、今回の強化ミッション(補強案)に基づき、「JALマイルを貯めるための総コスト」と「UCプラチナ独自の特典」を比較検討します。
C/B(費用対効果)で見るUCプラチナを選ぶ理由
1. JALマイル獲得の「総コスト」が安い
- UCプラチナ: 年会費 16,500円
- セゾンプラチナ: 年会費 22,000円 + マイルクラブ 4,400円 = 総コスト 26,400円
JALマイルを貯めるための「年間総コスト」には、実に9,900円もの差額があります。セゾンで元を取るには、この差額(9,900円)を、UCプラチナを上回るマイル還元率(1.125% – 0.6% = 約0.525%)だけで埋めなければなりません。
2. プライオリティ・パス(家族1名無料)
これがUCプラチナ最大の強みです。セゾンプラチナもPパスは付帯しますが、家族カード会員は対象外(または別途有料)です。UCプラチナは、家族カード会員1名も「無料」でプライオリティ・パス(年6回利用可)が発行できます。家族旅行や夫婦での出張が多い方にとって、この価値は絶大です。
3. 基本還元率とボーナス(シーズナルギフト)
JALマイルにこだわらなければ、UCプラチナは基本1.0%(最大1.2%)の還元率があり、さらに「シーズナルギフト」(年間180万利用で+8,000円相当)という強力なボーナスがあります。
私(TK)の考えとしては、こうです。
「マイルはあくまでおまけ。年会費という『投資』に対し、基本還元率1.0%以上を確保しつつ、プライオリティ・パスなどの実利的な特典を『家族分』も含めて安く持ちたい」
…このように考える、バランス重視の合理的な方にこそ、UCプラチナカードは刺さるのだと思います。
年会費の元は取れるかシミュレーション

さて、ここまですべての情報を「コストパフォーマンス」という一本の軸に集約させましょう。この記事のクライマックス、そして、経営者や合理的な思考を持つ方が最も知りたい問い、「結局、年会費16,500円(税込)の元は取れるのか?」について、私(TK)がFPとシステム屋の視点から厳密にシミュレーションしてみます。
このカードの損益分岐点は、2つのケースで考える必要があります。
ケース1:ポイントだけで元を取る分岐点
まずは、付帯特典(プライオリティ・パスなど)の価値を一切ゼロとして計算し、「純粋にポイント決済だけで年会費を回収できるか」という、最もシビアなケースで計算します。
パターンA:基本還元率1.0%(1P=5円換算)で元を取る場合
16,500円(年会費) ÷ 1.0%(還元率) = 年間165万円
パターンB:最大還元率1.2%(1P=6円のUCギフトカード交換)で元を取る場合
16,500円(年会費) ÷ 1.2%(還元率) = 年間137.5万円
パターンC:シーズナルギフト(年間180万利用)を加味する場合
これは「分岐点」というより、年間180万円(月15万円)利用した場合のリターン計算です。
- 基本ポイント(1.0%換算):18,000円分
- シーズナルギフト(保証型):8,000円分(2,000円×4回)
- 年間ボーナスポイント:1,250円分
合計獲得価値:27,250円分
年会費16,500円を支払っても、10,750円分のプラスになります。
結論として、「年間180万円(月15万円)」が、このカードのポイント性能を最大限に引き出し、余裕で年会費の元を取るための、一つの明確な「損益分岐ライン」と言えるでしょう。
ケース2:特典価値を含めた実質分岐点
次に、私のような旅行好きには無視できない「付帯特典」の価値を加味した、より現実的なシミュレーションです。
多くの方は「年間180万円も決済しない」かもしれません。では、それ以下なら損なのか?というと、私は「まったく逆だ」と答えます。
1. プライオリティ・パス(家族1名無料)の価値
最大の目玉は、やはり「プライオリティ・パス」(世界中の空港ラウンジが使える)です。
UCプラチナカードは、本会員はもちろん、なんと家族カード会員1名も無料でプライオリティ・パス(年6回利用可)が発行できます。
この「家族1名無料」というのが、セゾンプラチナなどとの決定的な違いです。プライオリティ・パスの同等プラン(スタンダード・プラス)の公式年会費は329米ドルです。(1ドル150円換算で約49,350円)
まぁ、これは額面通り受け取る必要はありませんが、私(TK)個人の感覚として、「年に1回、夫婦で海外旅行(往復)する」だけで、ラウンジ利用(2名×往復2回=4回)の価値は十分にあると感じています。
2. グルメ優待(1名無料)の価値
さらに、本文では詳しく触れませんでしたが、UCプラチナには「グルメクーポン」という特典があり、対象のレストランでコース料理を2名以上で予約すると、1名分のコース料金(約1万円~1万5千円相当)が無料になります。
特典価値だけで元が取れるシミュレーション
仮に、あなたが「年1回だけ、夫婦で旅行に行く」と仮定します。
- グルメクーポン利用で、ディナー1名分無料:約12,000円 お得
- 空港ラウンジ(Pパス)を夫婦で往復利用:価値あり
この時点で、「グルメ優待」をたった1回使っただけで、年会費16,500円(税込)の大部分(約12,000円分)が回収できてしまう計算になります。
これに加えて、記事前半で解説した「航空券7%還元」や、24時間対応の「コンシェルジュサービス」も付いてきます。
結論として、「年間180万円も使わないけど、空港ラウンジは家族で使いたい」「年に1回は良いレストランで食事をしたい」という方にとっても、このカードは年会費16,500円を払う価値が十分にある、非常にコストパフォーマンスの高い一枚だと、私は断言しますね。
UCプラチナカード ポイントの最終判定
最後に、UCプラチナカードのポイントに関する、私(TK)からの最終的な評価と要点をまとめます。この記事で分析してきた重要な「数字」と「分岐点」を、ここでおさらいしましょう。
- UCプラチナのポイントは「UCポイント」
- 「永久不滅ポイント」ではないので注意
- 基本還元率は1.0%(1,000円で2ポイント)
- UCギフトカード交換なら実質1.2%(1P=6円)
- これが最強の交換レート(ただし5,000P単位)
- スターバックスカードなどは1P=5円(標準レート)
- 請求充当は1P=4.5円(最も損する)
- 攻略の鍵は「シーズナルギフト」
- 3ヶ月で45万円(月15万)利用がボーナスの最低ライン
- 年間180万円使えばポイントだけで年会費の元が取れる
- 最大の弱点は「1,000円未満切り捨て」
- ポイント有効期限は「最大2年」(年度締め)
- ANA・JAL航空券の直販購入で7%還元は最強
- JALマイルを貯めるならセゾンプラチナ・ビジネスが優位(1.125%)
- UCゴールド(0.5%)と比べたらポイントは単純に2倍以上
- プライオリティ・パス(家族1名無料)の価値をどう見るかが決め手
いかがでしたでしょうか。ここまでが、私(TK)がシステム屋とFP、そしてマイル好きの視点から徹底的に分析した、UCプラチナカードのポイントプログラムの全貌です。
ご覧いただいた通り、このカードは「誰でもお得になる」タイプのカードではなく、その人のライフスタイルや決済額によって、価値が劇的に変わる「使い手を選ぶ」カードだと、私は感じています。
最後に、この記事のまとめとして、「あなたがどのタイプに当てはまるか」をTK目線で診断させていただきます。ご自身の使い方と照らし合わせて、最終的な判断材料にしてみてください。
TK’s チェック!あなたはどのタイプ?
A. 年間180万円以上&航空券も直接買う合理派な方
→ 迷わず「買い」です。
シーズナルギフト(年間8,000円〜)と航空券7%還元だけで、年会費16,500円はすぐに回収できます。このカードのポイント性能を120%引き出せる、最も相性が良いタイプです。
B. 長年のUCゴールド愛用者で、月10万円前後利用する方
→ アップグレードを強く推奨します。
年会費の差額(ゴールドが11,000円の場合、差額5,500円)ですが、基本ポイントだけで年間110万円使えば差額は回収できます。ポイント還元率が0.5%→1.0%(2倍)になり、さらにシーズナルギフトの圏内(月15万)も見えてくるため、空港ラウンジ特典なども含めれば、差額以上の価値は間違いなくあると断言できます。
C. ポイントは貯まってるけど、使い道に悩んでいた方
→ 「UCギフトカード」一択です(5,000P以上あれば)。
レートが最強(1P=6円)です。もし5,000ポイント未満なら、「スターバックスカード」や「ジェフグルメカード」など(1P=5円)が手軽でおすすめです。請求充当(1P=4.5円)は、価値が25%も目減りするので、もったいないので避けましょう。
D. JALマイルを本気で貯めたい経営者の方
→ UCプラチナは「最適解ではない」かもしれません。
前述の通り、JALマイル還元率(1.125%)を誇るセゾンプラチナ・ビジネス(総コスト26,400円)という強力なライバルがいます。UCプラチナ(総コスト16,500円)の強みである「C/Bの良さ」や「家族カードのプライオリティ・パス」と天秤にかけて、ご自身のビジネススタイルに合うかを見極める必要がありますね。
この記事が、あなたの「自分にぴったりの一枚」を見つけるお手伝いができれば、運営者としてこれほど嬉しいことはありません。
ご自身のキャッシュレスライフが、もっとお得に、もっと楽しくなることを願っています!

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