UCプラチナカード グルメクーポンの価値は?年会費の元を取る方法

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こんにちは!クレジットカード情報サイト「Card Navi」運営者のTKです。

UCプラチナカードを検討中、あるいは既にお持ちで、この「グルメクーポン」について詳しく調べていらっしゃるんですね。年会費16,500円(税込)は決して安くありませんから、「この特典で本当に年会費の元が取れるのか?」「そもそも、どんな店舗で使えるの?」「使い方や予約は面倒じゃない?」…こういった点が気になるのは、ごく自然なことだと思います。

あるいは、「ランチでも使えるのかな?」「最近、サービスの改悪はない?」「よく聞く『招待日和』とは違うの?」といった、より具体的な疑問をお持ちかもしれません。

私自身、20年以上にわたりクレジットカードのシステム開発に携わってきましたが、この種の特典は「知っているか、知らないか」で、その価値が天と地ほど変わってくる典型例だと感じています。

この記事では、UCプラチナカードの目玉特典である「グルメクーポン」について、その実力から具体的な使い方、他社カードの特典との比較まで、私の視点も交えながら詳しく解説していきます。あなたのカードライフの参考になれば幸いです。

記事のポイント

  1. 特典の価値(本当に年会費の元が取れるか)
  2. 具体的な対象店舗と失敗しない予約方法
  3. 他社サービス(招待日和など)との明確な違い
  4. 利用回数やランチ利用などの注意点
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目次

UCプラチナカード グルメクーポンは年会費5万円クラスの価値

年会費5万円クラスのカード特典に匹敵する、高級ホテルダイニングでの食事体験

まず結論からお伝えしたいのですが、この「グルメクーポン」、ちょっとスゴイです。なぜなら、この特典の中身が、例えば年会費55,000円(税込)の「三井住友カード プラチナ」が提供しているグルメ特典と、実は「全く同じ」ものだからです(※)。

(※ どちらも(株)ベネフィット・ワンが運営する「プラチナグルメクーポン」サービスを採用しています)

年会費16,500円(税込)で、このハイレベルな特典が使える。この「一点」だけでも、UCプラチナカードの驚くべきコストパフォーマンスが伝わるかと思います。このセクションでは、その具体的な価値と、賢い使い方を深掘りしていきましょう。

UCプラチナカード レストラン 1名無料で年会費の元は取れる?

では、核心の疑問、「年会費の元は取れるのか?」について。ここが一番気になっている方も多いのではないでしょうか。年会費16,500円(税込)を支払って、それ以上の金銭的メリットが本当にあるのか。単刀直入に申し上げます。

年に1回使えば、十分に元が取れます。

UCプラチナカードの年会費は16,500円(税込)ですね。一方、グルメクーポンは「全国の選定されたレストランで、2名以上で所定のコースを利用すると、会員1名分のコース料金が無料になる」というサービスです。

例えば、対象レストランの中には、1人20,000円のディナーコースを提供しているような、いわゆる高級店も含まれています。

仮に、パートナーとの大切な記念日ディナーで、この1人20,000円のコースを予約したとしましょう。通常なら会計は2名で40,000円(+飲み物代など)ですが、この特典を使うと1名分の20,000円がまるまる無料になります。支払いは半額の20,000円+αで済んでしまうわけです。

いかがでしょうか。このたった1回の利用で、年会費16,500円を上回る20,000円分のメリットを享受できる計算になります。もちろん、1人15,000円のコースでも、ほぼ年会費分は回収できますよね。

【年会費 回収シミュレーション】

  • UCプラチナカード年会費:16,500円(税込)
  • 利用する特典:グルメクーポン(1名無料)
  • 利用するお店:1人20,000円のコース
  • 1回の利用で20,000円の割引!
  • 結論:年会費を即座に上回り、実質3,500円分以上の利益。

ただし、誠実にお伝えすべき「元が取れない」ケース

と、ここで良い話ばかりをしても仕方がありません。私自身、FPの資格(FP3級)を持つ人間として、またコストパフォーマンスを合理的に判断したい方(まさに、かつての私自身です)のために、あえて「元が取れない」ケースについても正直にお話ししておきます。

この特典で元が取れない最大の理由は、実は非常にシンプルです。

1. 特典の存在を忘れて「使わない」
これが最も多いパターンです。「宝の持ち腐れ」ですね。年会費16,500円を支払ったものの、日常が忙しく、結局一度もグルメクーポンを使わずに1年が終わってしまった。これでは、当然ですが16,500円の丸損害です。

2. 飲み物代で、トータルの支出が増える
もう一つ、見落としがちなのが「コース以外の費用」です。特に高級レストランでは、飲み物代が高額になりがちです。

例えば、特典で1名分のコース料金(例:20,000円)が無料になっても、乾杯のシャンパンやワインボトル(1本15,000円~)を注文すれば、会計総額は決して安くはなりません。「元を取る」という損益分岐点だけをシビアに考えるなら、「お酒はそこそこで、料理を楽しみたい」という方に向いている特典だと言えます。

このように、「使わなければ損」「飲み物代には注意」という明確な注意点はありますが、「年に1回、特別なディナーで使う」と決めてさえいれば、年会費を回収するのは非常に容易だ、と私は結論づけています。

私がこのカードを「国内グルメ特化型の、高コスパプラチナ」と呼ぶ理由は、まさにこの点にあります。世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」をあえて付帯させない代わりに、国内での「食」の体験価値に振り切っている。非常に戦略的で、使う人によっては強力な味方になるカードだと感じています。

(より詳しいUCプラチナカード全体のスペックについては、UCプラチナカードのメリット・デメリットを徹底解説した記事も参考にしてみてください。)

記念日に使えるUCプラチナカード グルメクーポン 店舗リスト

記念日ディナーに最適な高級フレンチレストランの雰囲気

「元が取れるのは分かった。でも、肝心のお店はどうなんだ?」「年会費の元が取れると言っても、しょぼい店ばかりじゃないだろうな?」…そう思いますよね。コストパフォーマンスを重視する方なら、当然の疑問だと思います。

その点も、ご安心ください。この特典、全国約170〜200店舗の「ハイグレードなレストラン」が対象となっています。記念日や接待、あるいは友人との少しリッチな女子会など、特別なシーンでの利用に適した高品質なラインナップです。

言葉で「高級」というより、具体的な店舗名を挙げた方がイメージが湧くと思いますので、データベースにあった一部の例をご紹介しますね。

エリアジャンル店舗名(例)
東京イタリアンアンティカ・オステリア・デル・ポンテ
東京フレンチレストラン・ランス・YANAGIDATE
東京焼肉尾崎牛焼肉 銀座 ひむか
大阪和食乾山 北新地店
愛知和洋食和心洋才 こころ
福岡フレンチrestaurant VERT FONCE.
広島肉割烹えびす通り 肉割烹 幹の3
熊本ラウンジロビーラウンジ&バー ANDO.

(※上記はあくまで一例です。対象店舗は時期によって変動しますので、必ず専用サイトで最新情報をご確認ください。)

「自分の行動範囲に店があるか?」という不安について

いかがでしょうか。フレンチ、イタリアン、和食、焼肉まで、様々なジャンルの一流店が揃っている感じがしますよね。

ここで、コスト意識の高い方ほど「でも、こういうのって東京や大阪に集中していて、地方在住の自分には関係ないんじゃ…」と不安に思われるかもしれません。

実は、私も趣味で(マイルを使って)景色の良い場所へ写真を撮りによく出かけるのですが、その視点で見ても、このラインナップはかなり「使える」と感じています。

確かに、店舗数が最も多いのは東京です。これは否定できません。しかし、上の表にもある通り、名古屋、大阪、福岡といった主要都市はもちろん、広島や熊本などの中核都市にも、その土地を代表するような有力な店舗がしっかり配置されている印象です。

これは、運営会社であるベネフィット・ワン(とVisa)が、全国のプラチナカード会員(UCプラチナ以外も含む)の満足度を維持するために、戦略的にネットワークを構築している結果だと、私は分析しています。

自分の街の店舗を「検索」する楽しみ

「じゃあ、私の住んでいる街には具体的にどんな店があるの?」…それを調べるのは、実はカード入会後(または専用サイトへの登録後)の楽しみの一つです。

「え、あそこのホテルのレストランも対象なの!?」 「今度の記念日、ここを使えば15,000円浮くな…」

こんな風に、具体的な「元取りプラン」をシミュレーションできるようになります。このラインナップを年会費16,500円で利用できる「権利」が手に入る、と考えれば、この特典の価値がより具体的に見えてくるのではないでしょうか。できる権利が手に入る、と考えれば、この特典の価値がより具体的に見えてくるのではないでしょうか。

グルメクーポンの使い方と予約方法

グルメクーポンの専用Webサイトでレストランを予約する女性

さて、ここからは「宝の持ち腐れ」にしないための、具体的な使い方です。特典を持っているのに使っていない方(まさにペルソナ②のような方ですね)は、ぜひここを読んでください。私も最初、この種の特典の「お作法」にちょっと戸惑ったポイントがあるので、ここは重要です。

この特典を使う上で、一番のキモがあります。それは、絶対に、お店に直接予約してはいけない、ということです。

【重要】これはNG! 特典が使えません

特典を使いたいからといって、お店の公式ウェブサイトや、食べログ・一休.comといった他のグルメサイトから直接予約しても、1名無料特典は絶対に適用されません。必ず、これから説明する「専用チャネル」を経由して予約を完了させる必要があります。

これは、カード会社(UCカード)と運営会社(ベネフィット・ワン)、そして提携レストランとの間で、「どの会員が特典を使ったか」を正確に管理・精算するための厳格なルールだからです。

特典を利用するための正規ルートは、以下の2つだけです。

  1. 「グルメクーポン」専用Webサイト
  2. 専用電話窓口(VJAプラチナリザーブデスク: 0800-100-0521)

Web予約が手軽なので、私はいつもWebを使っています。大まかな流れはこんな感じです。

Web予約のステップ

  1. カード会社から半年に1回(3月下旬・9月下旬頃)送付される案内や冊子を用意します。ここに、専用サイトの利用に必要な「アクティベーションキー」が記載されています。
  2. 「グルメクーポン」専用サイトにアクセスし、キーを入力して会員登録(初回のみ)を済ませます。
  3. サイト上で希望の店舗、日時、利用人数(会員本人を含む2名以上)を選びます。
  4. 必ず「優待専用のコース」を選択して、予約リクエスト(または即時予約)をします。
  5. 予約が確定したら、当日はお店に行くだけです。会計時、特にクーポンを提示しなくても、自動で1名分のコース料金が無料になっています。

「ちょっと面倒かも?」と感じましたか? 確かに、初回の会員登録や、半年に1回のキーの確認(または冊子の到着を待つ)のは、ひと手間です。しかし、この「ひと手間」で1万円、2万円という金額が無料になるなら、やる価値は十分にあると私は思います。

利用者が直面する「摩擦」と解決策

ただ、このプロセスには、実際に使おうとすると「あれ?」となるような、いくつかの「摩擦(フリクション)」が存在します。これを知っておくと、いざという時に慌てずに済みます。

摩擦①:「アクティベーションキー(冊子)を紛失した!」
これは、特典を使い慣れていない方に多いパターンです。「そういえば、そんな冊子届いてたかも…でも捨てちゃったかも…」と。データベースによれば、このクーポン冊子やキーは「再発行一切不可」とされています。つまり、次の冊子(半年後)が届くまで特典が使えなくなる、ということです。これは非常に大きな機会損失ですよね。届いたら、必ず大切に保管しておきましょう。

摩擦②:「予約がすぐに確定しない…」
専用サイトでの予約には「即時予約」と「リクエスト予約」の2種類があります。「即時予約」はその場で席が確保されますが、多くの場合「リクエスト予約」になります。これは、一度運営会社(ベネフィット・ワン)がお店に空席を確認してから、後日(通常1〜3営業日後)に予約可否の回答が来る仕組みです。

「明日、急に友人と会うことになったから使おう」といった、直前の予約には向きません。戦略ブリーフにあるように、記念日や女子会など、あらかじめ日程が決まっているイベントで、余裕を持って(データベースによれば少なくとも3日前まで)予約するのが賢明です。

このように、多少の「お作法」は必要ですが、一度流れを覚えてしまえば難しいことはありません。むしろ、この「ひと手間」を知っている人だけが、お得な体験をできる、というわけですね。ひと手間」で1万円、2万円という金額が無料になるなら、やる価値は十分にあると私は思います。

UCプラチナカード コンシェルジュでLINE予約は可能?

UCプラチナカードのコンシェルジュサービスを電話で利用する男性

「いやいや、Webでポチポチするのも面倒だ」という方もいるかもしれません。特に、仕事で忙しい方や、サッと予約を済ませたい方にとっては、そう感じますよね。私自身、日中はシステム開発の仕事でPCとにらめっこしているので、プライベートの予約くらいは電話で済ませたい、という気持ちもよく分かります。

ご安心ください。UCプラチナカードには、24時間365日対応の「Visaプラチナ コンシェルジュ・センター(VPCC)」がちゃんと付帯しています。これも年会費16,500円のカードとしては、かなり強力な特典です。

このコンシェルジュに電話すれば、グルメクーポンの予約代行ももちろんOKです。「〇月〇日に、〇〇エリアで、フレンチかイタリアンのグルメクーポン対象店を予約して」と、こちらの要望を伝えて丸投げできるのは、さすがプラチナカードですよね。

「LINE予約」は可能か?

では、ご質問の「LINE予約」はどうでしょうか? 最近はチャットで手軽に依頼できるコンシェルジュサービスも増えています。

データベースで確認できるコンシェルジュの連絡先は、電話番号(フリーダイヤル:0066-3380-0554)のみでした。残念ながら、現時点(2025年11月)で、UCプラチナカードのVPCCがLINEでの直接予約に対応しているという情報は見当たりません。

一部の他社カード(特にアメックスなど)ではLINE対応も始まっていますが、UCプラチナカードのコンシェルジュは、今のところクラシックな電話対応がメインのようです。まぁ、24時間日本語で対応してくれる秘書が手に入る、と考えれば、これだけでも十分ありがたい機能ですけどね。

コンシェルジュをスムーズに使いこなす「コツ」

とはいえ、「コンシェルジュに電話」と聞くと、なんだか敷居が高い感じがしませんか? 「何から話せばいいんだろう…」と不安になる方もいるかもしれません。

全く心配いりません。コンシェルジュの方はプロですから、こちらが拙くてもうまく誘導してくれます。ただ、よりスムーズに予約を完了させるために、電話をかける前に、以下の情報を手元に準備しておくと便利です。

【コンシェルジュ予約 準備リスト】

  • 必ず伝えること(必須)
    • UCプラチナカード会員であること
    • 「グルメクーポン(1名無料特典)」を利用したい旨
    • 希望の日時(できれば第3希望くらいまで)
    • 利用人数(会員本人を含む2名以上)
  • 伝えるとスムーズなこと(任意)
    • 希望のエリア(例:「銀座周辺」「名古屋駅の近く」)
    • 希望のジャンル(例:「妻がイタリアンを希望」)
    • NGな食材やアレルギーの有無
    • (もし決まっていれば)希望の店舗名

イメージとしては、こんな感じです。

「こんにちは、UCプラチナカードのTKです。グルメクーポンの特典でレストランを予約したいのですが。来週の金曜か土曜の夜、2名で。場所は丸の内近辺で、フレンチかイタリアンの良いお店はありますか?」

これだけでOKです。あとはコンシェルジュが対象店舗をいくつかピックアップし、空席を確認して手配してくれます。Webで自分で探す手間を考えれば、これ以上ないほど楽な方法ですよね。

補足:コンシェルジュの使い道

コンシェルジュの仕事はグルメクーポンの予約だけではありません。旅行の相談、航空券やホテルの手配、観劇チケットの取得、さらには「こんな時、どんなプレゼントを贈ればいい?」といった相談まで、多忙な時の「秘書」として幅広く活用できます。これを使いこなせるかどうかも、年会費の元を取る上で大きなポイントになります。

ランチ利用や利用回数の注意点

この特典、非常にお得ですが、いくつか知っておくべき「縛り(ルール)」もあります。ここを知らないと「いざ使おうとしたら使えなかった!」とガッカリすることになるので、しっかり押さえておきましょう。ここはコストパフォーマンスを追求する上で、非常に重要なポイントです。

注意点1:ランチ利用はできる?

「友人との女子会で、お得にリッチなランチを…」と考えますよね。私も、最初はそう思っていました。

ただ、この特典は、基本的にディナータイムの「所定のコース料理」を対象としているお店が多いようです。

もちろん、店舗によってはランチコースも優待対象になっている場合がありますが、かなり限定的です。これは専用サイトで店舗ごとに設定されている優待条件を、地道に確認するしかありません。

過度な期待はせず、「基本はディナー用のお得な特典」と割り切っておいた方が、精神衛生上は良いかもしれませんね。

注意点2:利用回数の制限(最重要)

ここが一番、勘違いしやすいポイントです。よく聞いてください。

この特典、「同一店舗」での利用は制限されますが、『異なる店舗』であれば、期間内に何度でも利用可能です。

重要なのは「同一店舗」の制限です。これは「半年に1回まで」と定められています。

そして、この「半年」の定義もちょっと特殊で、カレンダー上でキッチリ固定されています。

【同一店舗の利用制限期間】

  • A期間:4月1日 ~ 9月30日 → この期間中に1回のみ利用可
  • B期間:10月1日 ~ 翌年3月31日 → この期間中に1回のみ利用可

例えば、お気に入りの「Aレストラン」を4月5日(A期間)に優待利用したとします。次に「Aレストラン」で優待を使えるのは、B期間が始まる10月1日以降です。たとえA期間中(例:9月)に「Aレストラン」を再訪しても、優待は適用されません。

一方で、4月に「Aレストラン」、5月に「Bレストラン」、6月に「Cレストラン」と、異なるお店を渡り歩くのは全く問題ありません。お気に入りのお店をローテーションで回るのが賢い使い方ですね。

注意点3:対象人数と無料範囲

最後に、細かいですが大事なルールです。

  • 無料になるのは、あくまで1名分のコース料金のみです。飲み物代や追加のアラカルト、サービス料、個室料などは全て実費負担となります。
  • 優待の利用は、カード会員本人を含む2名以上が条件です。1名では使えません。
  • 3名や4名、あるいは6名で利用しても、無料になるのは常に1名分だけです。(例:6名で利用した場合、支払い対象は5名分となります)

【上級編】ルールを逆手に取った「戦略的」活用術

さて、ここまでは「守り」のルール解説でした。ですが、コストパフォーマンスを追求するなら、このルールを逆手に取った「攻め」の活用術も知っておきたいところです。

戦略1:「A/B期間」の切り替え直後を狙う
お気に入りの「Aレストラン」があったとします。9月20日(A期間)に利用したら、次に使えるのは10月1日(B期間)からですね。つまり、最短で約10日後に、再び同じお店で1名無料特典を使えるわけです。人気店は予約が埋まりやすいため、この「4月1日」と「10月1日」というリセットタイミングを把握し、人気店の予約を切り替え直後に狙うのは非常に賢い戦略です。

戦略2:「3名利用」の損益分岐点を考える
特典は「2名で1名無料」です。では、3名や5名といった奇数人数ではどうでしょう?

例えば、友人3名(自分含む)で女子会や食事会を開くケースを考えてみましょう。1人15,000円のコースだとします。

  • 特典利用なし: 15,000円 × 3名 = 合計 45,000円
  • 特典利用あり: 15,000円 × 2名分 + 無料1名分 = 合計 30,000円

いかがでしょうか。3名利用だと「1名無料」のインパクトが薄れるように感じますが、実際には合計金額が15,000円も安くなっています。一人当たりの負担額も 15,000円 → 10,000円 に激減します。「3名だから使えない」ではなく、「3名でも使うと圧倒的にお得」なのです。

「今日は私(カード会員)のおかげで1名分無料だから、その分、乾杯のドリンク代は私が出すよ!」なんて言えば、友人からも喜ばれること間違いなしです。

これらのルールと戦略をしっかり理解した上で、スマートに使いこなしたいものですね。

UCプラチナカード グルメクーポンの徹底比較と評価

さて、ここまではUCプラチナカードのグルメクーポンの「中身」を詳しく見てきました。ですが、私のようなクレジットカード好き、あるいは比較マニアな方にとっては、「それって、他のカードと比べてどうなの?」という点が、むしろ一番気になるかもしれません。

特に、あの有名な「招待日和」との違い。そして、同じセゾン系である「セゾンプラチナ」との比較。さらには、カードマニアが常に警戒している「改悪」の影…。

私の20年の業界経験(システム側ですが)から見ても、特典の変遷は非常に気になるポイントです。このセクションでは、そうした少しマニアックな視点も含めて、この特典を客観的に評価していきます。

招待日和との違いは?

グルメクーポン(ベネフィット・ワン)が提携する、信頼できるホテルダイニングのイメージ

クレジットカードの「2名で1名無料」ダイニング特典と聞くと、多くの方が『招待日和』というサービス名を思い浮かべると思います。実際、カードの比較マニアの方にとって、これは非常に重要な比較ポイントです。

この疑問に対する答えは、非常に明確です。

結論:UCプラチナカードに付帯するのは『グルメクーポン』であり、『招待日和』ではありません。

どちらも「2名で1名無料」という体験は同じですが、これらは運営会社が異なる、全く別のサービスです。

【2大ダイニング特典の違い】

  • グルメクーポン (UCプラチナに付帯)
    • 運営会社:(株)ベネフィット・ワン
    • 主な提携国際ブランド:Visa(例:UCプラチナ、三井住友プラチナ)
  • 招待日和 (ダイニング by 招待日和)
    • 運営会社:(株)招待日和
    • 主な提携国際ブランド:Mastercard, Amex(例:TRUST CLUB プラチナ、アメックス・プラチナ)

この構造を理解することが、カードマニアとして非常に重要です。私自身、20年以上決済システムの開発に携わってきましたが、特典というものはカード発行会社(UCカード)が単独で提供するものではなく、国際ブランド(Visa)や外部の専門会社(ベネフィット・ワン)との提携で成り立っているケースがほとんどです。

つまり、国際ブランドがVisaであるUCプラチナカードが、ベネフィット・ワンの「グルメクーポン」を採用しているのは、ごく自然な流れと言えます。一方で、「招待日和」は主にMastercardやAmexのカードに付帯する特典なんですね。

【独自考察】で、どっちが「上」なの?

「別物なのは分かった。で、どっちが上なんだ?」…そう思われるかもしれません。

これは優劣ではなく、「ネットワークの“傾向”が違う」と答えるのが、私の見解です。どちらのサービスにも、魅力的なお店は含まれています。

あくまで私の肌感覚とこれまでの分析に基づいた考察ですが、両者には以下のような傾向の違いがあるように感じています。

グルメクーポン((株)ベネフィット・ワン)の傾向

福利厚生サービスの大手が運営しているだけあり、「誰が使ってもハズレがない」優良店、特にホテル内のメインダイニングや、名の知れた高級レストランチェーンなど、信頼と実績のある店舗のラインナップが安定している印象があります。記念日などに「失敗したくない」層には、非常に心強いネットワークです。

招待日和((株)招待日和)の傾向

こちらはダイニング特典の専門会社が運営しており、「隠れ家的な名店」や「美食家が通う、通好みのお店」の発掘に強い印象があります。ホテルダイニングなどももちろん含みつつ、よりグルメな探求心を持つ層に応えるラインナップに強みがあるかもしれません。

ここで私たちが再認識すべき最も重要な事実は、前述の通り、UCプラチナカード(年会費16,500円)が使っている『グルメクーポン』は、三井住友カード プラチナ(年会費55,000円)と全く同じネットワークだ、という点です。この圧倒的なコストパフォーマンスこそが、UCプラチナの最大の武器だと私は考えています。じネットワークだ、という点です。

セゾン・プラチナの特典と比較

セゾンプラチナ・アメックスに付帯するプライオリティ・パスで利用できる空港ラウンジのイメージ

次に、発行元が同じ「セゾン系」のカード、特に人気の高い「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」(年会費22,000円)と比較したくなりますよね。カードのスペックを比較するのが好きな方(まさにペルソナ③のような方ですね)にとっては、ここが一番面白いポイントかもしれません。

ここが、クレジットカードの面白いところです。

UCプラチナカードはクレディセゾン(の関連会社であるUCカード)が発行していますが、国際ブランドは「Visa」です。一方、セゾンプラチナ・アメックスは、その名の通り国際ブランドが「Amex」です。

この提携する国際ブランド(Visa vs Amex)が異なるため、採用されるグルメ特典の『ネットワーク(運営会社)』も、前述の通り全く異なるのです。

セゾンプラチナ・アメックスは「Amex」ブランドの特典網(「招待日和」のネットワークなど)を利用します。UCプラチナカードは「Visa」ブランドの特典網(「グルメクーポン」)を利用します。

どちらも年会費2万円前後のプラチナカードとして、非常に優れたダイニング特典を持っています。これは優劣ではなく、「Visa系のグルメ特典が好きか、Amex系のグルメ特典が好きか」という、好みの問題になってくるかと思います。

なぜUCプラチナは「グルメ特化」で安いのか?

しかし、カードマニアの方なら「それだけじゃないだろう」とお気づきでしょう。そうです、両者の最大の違いは、グルメ特典のネットワークだけでなく、カード全体の設計思想とコスト構造にあります。

ここで、両者のスペックを比較してみましょう。

スクロールできます
項目UCプラチナカードセゾンプラチナ・アメックス
年会費(税込)16,500円22,000円
国際ブランドVisaAmex
グルメ特典グルメクーポン(1名無料)
(運営:ベネフィット・ワン)
セゾンプレミアムレストラン(1名無料)
(運営:招待日和など)
空港ラウンジ国内主要空港ラウンジ国内主要空港ラウンジ + プライオリティ・パス(プレステージ)付帯

この比較表を見れば、UCプラチナカードの「なぜ」が明確になります。

セゾンプラチナ・アメックスは、年会費が5,500円高い代わりに、世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス(通常469米ドル相当)」が付帯します。これは、旅行好きにはたまらない強力な特典です。

一方で、UCプラチナカードは、この「プライオリティ・パス」という高コストな特典をあえて“省略”しています。

私自身、20年システム開発に携わってきましたが、カードの特典は「無料」で提供されているわけではなく、全てカード会社(と提携先)が年会費収入などからコストを負担しています。プライオリティ・パスは、その中でも特に高コストな特典の一つです。

UCプラチナカードは、この「Pパス」を搭載しないという“引き算”をすることで、年会費を16,500円というプラチナカードとしては異例の低価格に抑え込むことに成功したのです。

そして、その上で、グルメ特典は「年会費5万円クラスと同じ」(H2リード文参照)という一級品を搭載している。この「一点集中型」とも言えるカード設計こそが、UCプラチナカードの核心的な価値だと、私は分析しています。

(セゾンプラチナ・アメックスの特典については、セゾンプラチナ・アメックスのメリットを解説した記事もご覧いただくと、違いがより鮮明になるかもしれません。)

特典改悪の噂と最新の提供状況

さて、古くからのカードファンほど、この「改悪」という言葉に敏感です。私もです。特に、カードのスペック比較を趣味にされている方(まさにペルソナ③のような方ですね)は、この動向を常にウォッチしていることでしょう。

ご存知の方もいるかもしれませんが、UCプラチナカードは、かつてはプライオリティ・パスが付帯していたり、国内ラウンジサービスが充実していたりした時期がありました。しかし、これらは見直され(正直に言えば、改悪され)、現在の「グルメ特化型」の姿になりました。

「じゃあ、最後の砦であるグルメクーポンも、そろそろ危ないんじゃないか?」…その心配、よく分かります。私も、そうした噂を耳にするたびに、ファクトをチェックするようにしています。

これに関しては、私が外部から知りうる公開情報の範囲では、現時点(2025年11月)でグルメクーポン特典が改悪された、あるいは店舗数が激減した、という具体的な公式発表や、信頼できる情報はありません。

サービスの提供主体も、引き続きベネフィット・ワンが行っており、これは他の多くのVisaプラチナカードと共通です。UCプラチナカードだけが、このネットワークから外される(=改悪される)とは、現時点では考えにくい状況です。

【独自考察】改悪の「兆候」はどこに現れるか?

とはいえ、カードマニアの方なら「未来の可能性」についても考察したいですよね。では、仮にこの特典が改悪されるとしたら、どんな「兆候(トリガー)」が考えられるでしょうか。これはあくまで、20年システム業界にいた私の個人的な推測ですが…

改悪の兆候として考えられる仮説

  • 兆候1:提供会社の変更・終了
    最大のトリガーは、運営会社である「(株)ベネフィット・ワン」が、このグルメクーポン(プラチナグルメクーポン)サービス自体を終了、あるいは大幅に縮小することです。もしこれが起これば、UCプラチナカードだけでなく、提携する全てのVisaプラチナカードが影響を受けます。
  • 兆候2:UCカードとVisaの提携関係の変化
    考えにくいですが、UCカードがVisaとの提携を縮小し、特典コストを削減する方針に舵を切った場合、この「Visaプラチナ特典」の根幹が揺らぐ可能性はゼロではありません。
  • 兆候3:年会費の「無料キャンペーン」の恒常化
    現在、UCプラチナカードは年会費16,500円ですが、もしコストを賄いきれなくなり、特典を維持できなくなれば、その前に何らかの動き(例:年会費の値上げ、または特典のサイレント縮小)があるかもしれません。

もちろん、これらは全て私の仮説です。ただ、今のところ、この「グルメクーポン」はUCプラチナカードの最大の「売り」であり、これを廃止することはカード自体の魅力を大きく損なうことになります。そのため、当面は維持されるのではないか、と私は楽観視しています。

特典変更は「あり得る」こと

私自身FP(ファイナンシャルプランナー)の資格も持っていますが、その視点からも、カード特典はあくまで「おまけ」として捉えることが重要です。特典内容がご自身のライフスタイルに合っているか、年会費を払う価値があるかを定期的に見直すことは、賢いカードライフのために非常に重要だとお伝えしておきます。

UCプラチナカード ホテル優待やPパスは付帯しない?

最後に、グルメクーポン以外の「プラチナ特典」についても、よくあるご質問として整理しておきます。カードのスペックを比較検討されている方にとって、このカードの「得意」と「不得意」を理解することは、合理的な判断を下すために非常に重要です。

あえて「付帯しない特典」を明確にすることは、このカードの核心的価値(=グルメ特化)を理解する上で、実は一番の近道だと私は考えています。

プライオリティ・パス(Pパス)

前述の通り、UCプラチナカードにプライオリティ・パスは付帯しません。

ただし、ここで情報を曖昧にしてはいけません。Pパスは付帯しませんが、データベースによれば「国内の主要空港ラウンジ(カードラウンジ)」は利用可能です。これは、羽田や成田、伊丹、福岡など、国内の主要空港にあるラウンジ(保安検査前のエリアにあることが多い、いわゆる「ゴールドカードラウンジ」)を指します。

明確な違い:Pパスと国内ラウンジ

  • UCプラチナで使える:国内主要空港の「カードラウンジ」(同伴者は有料の場合あり)
  • UCプラチナで使えない:Pパスで入れる海外の空港ラウンジ、および国内の一部の選定されたラウンジ(例:保安検査後のラウンジ、KALラウンジなど)

これが、年会費16,500円という低コストを実現できている最大の理由です。空港ラウンジ、特に「海外のラウンジ」を重視する方には、このカードは明確に向きません。

ホテル優待

「プラチナカード」と聞くと、ホテルの上級会員資格(例:マリオットのゴールドエリートなど)や、お部屋の無料アップグレードといった手厚い優待をイメージするかもしれません。

この点も明確にしておきます。UCプラチナカードは「Visaプラチナ」のカードですから、Visaが国際ブランドとして提供するプラチナ会員向けの共通特典(「Visaプラチナホテルズ」など)は利用できる可能性があります。

しかし、それはあくまで「Visaの共通特典」です。アメックス・プラチナやセゾンプラチナ・アメックスがカード独自の強力な特典として提供するような、手厚い「ホテル・メンバーシップ」特典は、UCプラチナカードの主要な機能ではありません。

結論として、UCプラチナカードは「国内のグルメ(1名無料)」「手厚い保険(特に通信端末保険など)」「24時間コンシェルジュ」の3点に、その能力をほぼ全振りした、非常に割り切ったカードだと言えます。

ラウンジやホテル優待を求めるなら、別のカード(多くの場合、より高額な年会費)を検討すべきでしょう。逆に言えば、「Pパスやホテル優待のコストは不要。その分、年会費を安くして、国内で使える最高のグルメ特典だけが欲しい」という方にとって、これほど合理的な選択肢はないと私は思います。

UCプラチナカード グルメクーポンは決め手になるか

ここまで、UCプラチナカードのグルメクーポンについて、その実力から注意点、他社比較まで、かなり詳しく見てきました。長くなってしまいましたが、最後に「じゃあ、この特典は入会の決め手になるのか?」という問いについて、この記事の要点を整理して締めくくりたいと思います。

  • UCプラチナカードのグルメクーポンは「2名以上の予約で1名無料」になる特典
  • 中身は年会費5万円クラスのカードと同じベネフィット・ワン運営のサービス
  • 年会費は16,500円(税込)
  • 1人16,500円以上のコースを年1回使えば、それだけで年会費の元が取れる
  • 対象店舗は全国約170〜200店舗の高級レストラン
  • 記念日や接待に使えるクオリティの店舗が揃っている
  • 予約は「専用サイト」か「専用電話」から必須
  • お店への直接予約やグルメサイト経由では特典は使えない
  • 専用サイト利用には半年に1回送付される「アクティベーションキー」が必要
  • 『同一店舗』の利用は「半年に1回」という回数制限がある
  • (4月〜9月と10月〜3月の各期間で1回ずつ)
  • 異なる店舗であれば、期間内に何度でも利用可能
  • ランチ対象のお店は少なく、基本はディナーコースが中心
  • 無料になるのはコース代1名分のみで、飲み物代は実費
  • 『招待日和』とは運営会社が異なる、全く別のサービス
  • コンシェルジュでの予約代行は可能だが、LINE予約は非対応(電話のみ)
  • プライオリティ・パスや手厚いホテル優待は付帯しない
  • グルメ特化型と割り切れる人にとっては、最強のコスパを持つ特典

私個人の結論としては、「海外の空港ラウンジはあまり使わないけれど、国内で美味しいものを(それも、かなりお得に)楽しみたい」という方にとって、このグルメクーポンは入会の「決め手」として十分すぎるほどの価値がある、と感じています。

あなたのカード選びの参考になれば幸いです。

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